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GUCCI

足元で個性を語れる〈グッチ〉。

新しいホースビットは
小ぶりでも格上げ効果絶大。


今でも長く愛され続ける“ホースビット ローファー”。その新たなデザインが登場。サドル部分にあしらわれたホースビットは以前より小ぶりながら、印象はまさにスタイリッシュ。時代を超越した意匠が放つ存在感は絶大だ。




靴にこだわりが感じられる男性は、間違いなく洒落て見えるもの。とはいえ、過ぎたるは及ばざるがごとし。そのこだわりアピールが必要以上に強いと、ビジネスでは敬遠されることもある。それに、頑張りすぎている印象はいい年の大人には禁物。足元のお洒落にこだわるなら、〈グッチ〉の新作ローファーのような、さりげないアピールがあるくらいが理想的だ。

サドルの印象を特徴づけているのは、ブランドを象徴するアイコンの1つでもあるホースビット。これが誕生したのは1953年のこと。馬具の轡(くつわ)をモチーフにしたその意匠は、当時の紳士靴では極めて珍しいもので、アラン・ドロンを筆頭に稀代のウェルドレッサーに愛されてきた。そんなホースビットを纏った最新作は、由緒正しい意匠がぐっと小ぶりに。一方で、中央を“ダブルG”で飾っているので、その存在感はむしろかつてより増しているようにも見える。さらに、バンプシューズのようなロングノーズもすっきりと好印象。これなら休日のお洒落にも活躍してくれそうだ。



HORSEBIT LOAFERS

[ホースビット ローファー]



サドルの意匠に加え、美しさと力強さが同居する細身のスクエアトウも印象的。しなやかなフィット感がありながら、形状をしっかり保持できる上質なレザーと仕立てを採用。踵部分を内側に折りたたみ、スリッポンとしても履ける仕様になっている。シューズ各10万5000円、バッグ22万5000円、メガネ7万6000円、(以上グッチ/グッチ ジャパン カスタマーサービス)


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グッチ ジャパン カスタマーサービス
0120-88-1921

写真=正重智生 スタイリング=中川原 寛 文=遠藤 匠 構成=大嶋慧子

2019-03-29






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