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2018.10.03

ドライブは楽し! Vol.40
泥だらけなのもなんだか絵になる!?

スーパーカー世代の憧れといえば〈ランボルギーニ〉。そんなブランドから“LM002”に継ぐ新しいSUVが登場。5人乗れて、カーゴも広くて、かっこいい! もう、言うことなし!?


[ランボルギーニ ウルス]
LAMBORGHINI URUS


きっと多くの人は「〈ランボルギーニ〉と聞いて思い出すのはどのモデル?」と問われたら、カウンタックとかミウラと答えるだろう。カウンタックのガルウィングはスーパーカー少年にはかなり衝撃的だった。それまでそんなドアの開き方見たことなかったもんね。あれから数十年。このところの〈ランボルギーニ〉といえば、ムルシエラゴ、アヴェンタドール、ガヤルド、ウラカン……なんてモデルが顔を連ねる。もちろん、どれもスーパーカー。四十路だろうが五十路だろうが、今もメンズの心をワクワクさせているのは言わずもがなだ。ちなみに、これらの名前は本来の意味とは別に、スペインの闘牛の名前だったり、闘牛飼育家や闘牛牧場の名称だったりするのをご存知だろうか。そう、それがこのブランドのネーミングコンセプト。“ファイティングブル”と呼ばれるエンブレムに描かれているのが闘牛だからね。“跳ね馬”の描かれたもう一方の雄とは実に対照的で面白い。


さてさて、そんな〈ランボルギーニ〉の次なる一手として登場したのがこのウルス。1986年に発売された“ LM002”に継ぐSUVだ。もちろん、このところの自動車業界の流れからして、スーパーカーブランドがSUVを投入してもなんら不思議はない。ドイツのスポーツカーブランドも英国のウルトララグジュアリーブランドもそれをラインナップする。さらに広く鑑みれば、ファッション業界にもかつてそんな流れがあった。たとえばヨーロッパの一流メゾンがスニーカーやジャージを販売したように。今じゃデフォルトのそれも、発売当時はかなり衝撃的であったに違いない。


それはともかく、ついにウルスが日本で正式発表され、9月からデリバリーが予定されている。いやぁ、5人乗れる〈ランボルギーニ〉だから、その意味でも注目が集まるってもの。他のモデルは人が座るところにエンジン積んでるからね。スタイリングは〈ランボルギーニ〉のイメージをそのままにうまい具合に背を高くする。結果、見た目バッチリ。そしてエンジンはなんと650hpを発揮する4リッターV8ツインターボを搭載。最高速度は時速305㎞というから、なにも言うことはない。ご立派!


ところでこのウルスという名前も牛にまつわるようだ。英語で言うところのオーロクスは、野生の雄牛を意味する。もしくは家畜牛の原種。つまりここから新たなランボルギーニ伝説がはじまるのだ。



ほかにもある!
このクルマの楽しみ方&使い方


ウルスには今どきの〈ランボルギーニ〉との違いがたくさんある。たとえばそれは前述した乗車定員。ウルスには4つのドアがあり最大5名が乗車可能。これは他のモデルでは叶わない。ドアは2枚、座席は2つというのが長年のデフォルトだからだ。それにカーゴルームというスペースも。そう、こいつはゴルフバッグが積める〈ランボルギーニ〉なんです。

次にエンジン。650hp というパワーが優れているとかではなく、ここでは4リッターという排気量に注目したい。というのも、6・4リッターのV12は当然のことV10のウラカンでさえ5・2リッターある。要するにこのパワーにして自動車税が他のモデルよりリーズナブルなのだ。まぁ、〈ランボルギーニ〉をショッピングリストに入れておいてそこでいきなり財布の紐が固くなるのもへんな話だが、賢いクルマ選びという面では長所となりうるだろう。

また、実際に走らせてからのメリットとして、地上高があるぶん駐車場のクルマ止めにバンパーが当たることを気にしなくてもいい。ありますよね、頭から止めてフロントバンパーをガリッと……。

ということで、買ってからガンガン使えるのがこれまでの〈ランボルギーニ〉と違うところ。さらに言えば、SUVだからボディをいつもピカピカにしなくてもいいでしょ。ちょっと泥がついてるくらいが逆にかっこよかったりして。

ココにもソソられる!


01 ドライブモード
いろんな顔が用意されてます!

ウルスでは“ANIMA”と呼ばれるドライブモードセレクターを用意。それぞれ3パターンのオンロードとオフロード走行に加え、自分オリジナルが設定できる。オンロードSTRADA(一般道)/SPORT/CORSA(サーキット)となる。

02 エンジン
パワートレーン全体がスポーティ

エンジンは1種類で4リッターV8ツインターボのみ。組み合わされるトランスミッションは8速AT。駆動方式は4WDだが、主にトルクはリアアクスルにかかるセッティングになる。要す
るに、RWD的スポーティな味つけがなされるのだ。

03 ラゲッジスペース

〈ランボルギーニ〉なのにこんなに積める!

カーゴルームはリアピラーの角度が寝ているのでご覧のように高さはそれほど稼げない。とはいえ4:2:4に分割されるリアシートを畳めば奥行きが生まれ、使い勝手はよくなる。開口部がさほど広くないのはボディ剛性を高くするため。

Information

SPECIFICATIONS
ランボルギーニ ウルス
●全長×全幅×全高:5112×2016×1638㎜
●ホイールベース:3003㎜
●エンジン:4ℓ V8 DOHCツインターボ
●最高出力:478kW(650hp)/6000rpm
●最大トルク:850Nm /2250-4500rpm
●トランスミッション:8速AT
●車両重量:2200kg
●駆動方式:四輪駆動 
●定員:4または5名
●税込み価格2816万1795円
●ランボルギーニ カスタマーセンター
TEL:0120-988-889


雑誌『Safari』11月号  P330・331掲載

文=九島事務所 text:Kushima Office
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