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COLUMN

同じブランドでも“香り”は大違い!
端正な顔して実はワイルドな香り!

2018.04.04

フローリス
FLORIS

ギャップというのは、ときとして女性の心をくすぐるポイントになる。英国生まれの王室御用達らしい品のよさの中にも、さりげなく香るワイルドさのギャップ……。それはある香料のおかげ!?


フレグランスアドバイザー
MAHO
外資系メーカーや香水関連会社を経て独立。セミナー講師のほか、パーソナルカウンセリングサロン“プライベート トワレ”を運営。


――今回は本誌には珍しく〈フローリス〉という英国ブランドです。

MAHO(以下M) ほら、世界的にブリティッシュ流行りだし、たまには新鮮さもあっていいでしょう?

――はい。1730年創業でエリザベス女王2世陛下とチャールズ皇太子から王室御用達を賜っているとか。

 本物のニッチブランドなの。定番の“セフィーロ”は地中海に吹くそよ風のイメージで、とにかく爽やか。日本だけでなく、世界でも売れているのよ。あと、ボディケアアイテムも充実していて、確かロンドンのサヴォイホテルのアメニティだったこともあるはず。

――親しみやすくて、優しいですね。

 新作“71/ 72フォー ターンブル&アッサー”は映画『007』で知られるジャーミンストリートの老舗シャツメーカー〈ターンブル&アッサー〉の番地から取ったの。昔は誂えた服を納品するときに香水を吹きかけたもの。そんな現代の紳士のための香り。鍛えた肉体に白シャツ……、想像するだけでたまらないわ!

――落ち着きがありますよね。でも、なんだか躍動感もあるような……。

 よく気づいたわね! そう、それはジンに使われるジュニパーのおかげ。一見、端正なんだけど裏の顔はワイルドっていうね。いかにも映画の主人公、ジェームズ・ボンドっぽいじゃない?

――よく、おっしゃっている意外性ですね。確かに、この男っぽい感じ悪くない。

 キャ〜♡ って感じよね。

――いや、キャ〜じゃなくて、もっと言葉で解説してください。

 香水は言葉じゃなくて心で感じるもの! アナタもまだまだね。



セフィーロ〈右〉
いつでもどこでも使える軽やかな万能タイプがコチラ!
“そよ風”という名がついた爽やかなシトラス フローラル調の香り。柑橘やスパイスの中にグリーンティがきいている。分類としてはオードトワレだが、軽いだけでなく香調にどこか落ち着きがあり、大人の普段使いに最適。100㎖ 1万6000円(フローリス/ハウス オブ ローゼ)

71/72フォー ターンブル&アッサー〈左
背筋がスーッと伸びる骨太な男に
イギリス老舗シャツメーカーとのコラボはウッディ アロマティックな香調で、余裕ある男性の印象。ジュニパーやラベンダーのオーセンティックなイメージがかえって新鮮。オードパフュームなのでしっかりと香らせられる。100㎖ 3万円(フローリス/ハウス オブ ローゼ)

INFORMATION

 雑誌Safari5月号 P309掲載

写真=川上 守 構成&文=藤村 岳 photo : Mamoru Kawakami text : Gaku Fujimura

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