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COLUMN

同じブランドでも“香り”は大違い!
新世代の理想の男は温故知新な香りで勝負!

2018.05.15

グッチ
GUCCI

どこか懐かしさや親しみを感じる香りは、取り入れやすさがある。セクシーな男のちょうどいい塩梅を知っている〈グッチ〉の香りは、女性が求める新しい理想の男性像に近いかも⁉


フレグランスアドバイザー
MAHO
外資系メーカーや香水関連会社を経て独立。セミナー講師のほか、パーソナルカウンセリングサロン“プライベート トワレ”を運営。


――今回はクリエイティブ・ディレクターにアレッサンドロ・ミケーレが就任してから快進撃が続く〈グッチ〉の香水です。

MAHO(以下M) すごい勢いよね。香水の巨匠ともいわれるアルベルト・モリヤスとタッグを組んだ最強の布陣よ。

――定番の“ギルティ プールオム”は売れている人気の作品ですね。

 〈グッチ〉のブランドイメージはセクシーだけど、これはラベンダーが香るフゼア調。だから、使ってみると王道でとっても使いやすいの。色気だけでなく、優しい印象がいいギャップになるわ。

――男があんまり色気ムンムンすぎると、女性に引かれちゃいますし。

 でも、ボトルの切り返しの下半分が光沢感の強いガンメタの金属で、強い男性の雰囲気を醸しているところはさすが。

――一転して新作の“ギルティ アブソリュート プールオム”のボトルはクリアで、アースカラーのブラウンですね。

 これは樹木の香りにフィーチャーしたから。なかでもゴールデンウッドという香料をモリヤスが王立植物園の古い記録から見つけ出して、この香水のためだけに新規に採用したというのがとてもロマンチックなエピソードだわ。

――なんだか、ヒノキ風呂に入っているようなリラックス感があるのですが……。

 そう正解! それはアラスカヒノキから抽出したからよ。でも、清々しさに加えて、皮革職人としてのグッチへのオマージュにウッドレザー、ほかにもスイート、ダーク、アーシーと3つのパチョリを組み合わせていて複雑なの。

――最近のセクシーさって、ほっこりとした中にも潜ませられるんですね。

 これが新世代の理想の男性よ!




グッチ ギルティ アブソリュート プールオム オードパルファム〈右〉
樹木系の香料使いが巧みな新製品
深みがあるのにドライな香りで、これからの季節にもぴったり。ウッドレザーやゴールデンウッド、3つのパチョリ、ベチバーなど個性豊かな香料を複雑に組み合わせているのにまとまりがあるのはお見事。90㎖ 1万3600円(ブルーベル・ジャパン香水・化粧品事業本部)

グッチ ギルティ プールオム オードトワレ〈左〉
見た目とは違う軽さが意外と新鮮!
セクシーだがモダンな雰囲気があり、重すぎない。その名前とは裏腹に軽やかで繊細な仕上がりに、いい意味で裏切られるはず。オレンジブロッサムやネロリの甘さとパチョリなどのアーシーな融合がいい。90㎖ 1万1200円(ブルーベル・ジャパン香水・化粧品事業本部)

INFORMATION

雑誌Safari6月号 P293掲載

写真=川上 守 構成&文=藤村 岳 photo : Mamoru Kawakami text : Gaku Fujimura

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