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COLUMN

同じブランドでも“香り”は大違い!
【Vol.26】VERSACE[ヴェルサーチ]

2017.02.26

プールオム オーデトワレ〈右〉

爽やかさと色気のバランスが見事な誰からも愛される定番の香り

すっきりとしたクリアなボトルのように爽やか。イタリアらしいディアマンテ シトロンなどの柑橘とメンズの香りの王道であるフゼア調。さらにヒヤシンスやトンカビーンズなどで軽いセクシーさを味つけ。50㎖ 9300円(ヴェルサーチ/インターモード川辺 フレグランス本部)

ディラン ブルー オーデトワレ〈左〉

情熱的で躍動感のある香調は革ジャンに合わせたいパワフルさ

濃いブルーのボトルにゴールドが力強さを表したボトル。そんな印象を裏切らないパワフルな香りがウリ。とはいえ甘い優しさも兼ね備えているのも心憎い。レザー調の香りは男っぽいバイクと革ジャンに合う。50㎖ 7900円(ヴェルサーチ/インターモード川辺 フレグランス本部)

フレグランスアドバイザー MAHO

フレグランスアドバイザー外資系メーカーや香水関連会社を経て独立。セミナー講師のほか、パーソナルカウンセリングサロン“プライベート トワレ”を運営

爽やかな香りで嫌みのない色気を!

メデューサのモチーフなど、男の色気ムンムンといったイメージのある〈ヴェルサーチ〉。だが、意外と香水は爽やかで使いやすい。セクシーなイメージと軽快さを兼ね備えた逸品だ。

―― ミラノ3Gで色気担当の〈ヴェルサーチ〉。強烈なインパクトなんですが、香りはわりとスタンダードですね。
MAHO(以下M) そうそう、この定番の“ヴェルサーチ プールオム”はフゼアノートで、とっても清潔感があるわ。
――気持ちのいい香りです。
M とはいえ、ヒヤシンスなんてちょっと意外で、刺激のあるグリーンな香りを効かせるところがこのブランドらしさ。
――案外ビジネスにも使えそう。
M その点、新作の“ディラン ブルー”は遊び心のある「脱・無難」な香り。爽やかさを極限まで抑えて、トレンドのほの甘さを入れてきたのよ。
――こちらは、やんちゃな雰囲気です。
M その昔、日本でも大ヒットした缶入り香水“ヴェルサーチ ブルージーンズ”の流れを汲んでいるわよね。
――あ、中学のときに使ってました!
M あら! 昔はいいセンスしてたのね。そんな人が大人になって使うなら絶対、こちら。女性用の香料にも多く使われるフィグリーフやトンカビーンズが上手に配合されていて、今どき感が満載。
―― こちらの広告ビジュアルは写真家の巨匠・ブルース・ウェーバーが撮り下ろしていて、色気がとてもあります。
M ブランドの世界観を守りつつ、日本人に似合うのはこの2本ね。この間にある“エロス”という香りも素敵だけど、あちらはギリシャ彫刻のような肉体向け。
――それはちょっとハードル高いです。
M 私は好きなんだけどね。そういえば以前、家に〈ヴェルサーチ〉のお皿あったわねえ。私が男なら絶対“エロス”でも使いこなせるんだけどなあ。
――基本、肉食ですもんね。



雑誌『Safari』4月号 P261掲載

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写真=川上 守 構成・文=藤村 岳 photo : Mamoru Kawakami text : Gaku Fujimura

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