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COLUMN

同じブランドでも“香り”は大違い!
【Vol.30】旅先を思い出させるワイルドな香りって?

2017.06.25
今月のブランド
MOLTON BROWN[モルトンブラウン]


ロイヤルワラントを受けている〈モルトンブラウン〉。旅先のホテルでこのボトルを見たという人もいるかも。意外とワイルドで、特に新作は海好き男にもぴったり。


フレグランスアドバイザー
MAHO
外資系メーカーや香水関連会社を経て独立。セミナー講師のほか、パーソナルカウンセリングサロン“プライベート トワレ”を運営。



――英国王室御用達の〈モルトンブラウン〉から久しぶりの新作“サイプレス&シーフェンネル”が登場です。

MAHO(以下M) ブルーが爽やか。ブルーサイプレスやシーフェンネルといった、かなり珍しい香料を用いた意欲作で、荒々しい海のイメージね。

――いわゆるマリン系の軽薄さがなくて骨太な香り。これ、人気が出そう!

 ちょっと〈エルメス〉“エピスマリン”のようなアーシーさがあり男らしい。

――バカンスに持って行きたいです。

 うん、いいと思う。ボトルも凝りに凝ったものではなく極力シンプル。このブランドはホテルのアメニティで知ったなんて人も多いはず。そのイメージからか旅に本当に似合うのよ。

――定番の“ブラックペッパー”も旅のイメージがありますか?

 スパイスって、大航海時代は金と同じくらい価値があったの。そんな憧れ的な印象は今でもしっかり残ってるわね。

――女性用の“ピンクペッパー”を彼女にプレゼントして、一緒に香りを楽しむのもよさそうですね。

 親密になりたい相手がいるなら、香水は目には見えないけどその手助けをしてくれる強い味方。それになによりセクシーでしょ。私、大好きなの!

――うわ、なんだかまた力が入ってきた。

 ホットなんだけど、ジンジャーがクールさも保ってくれてる。熱いのに、ドライ。これでウエットならしつこいけど、そうならないのがブレンドの妙ね。シンプルなド直球。しかし、ここまでペッパー感があふれている香水ってほかにないのよね。たくましい腕、厚い胸板……。

――また、妄想が膨らみましたね




ブラックペッパー〈右〉
フレッシュさと温かみの融合で包容力のある男性像を演出
同ブランドで最も売れているアイコニックな香りがこちら。刺激のあるスパイシーで情熱的なトップノートにはじまり、次第に温かみのある官能的な香りへと変化。海上がりの肌をも優しく包む。
50㎖ 9000円(モルトンブラウン/モルトンブラウン ジャパン)

サイプレス&シーフェンネル〈左〉
波しぶきを集めたような爽やかさとワイルドさが魅力
ブルーサイプレス由来のコバルトブルー色の精油が投影された新作は爽やかさの極地。海の岩場に自生するシーフェンネルのスッキリとした雰囲気は夏向きだ。力強いウッディが頼もしい男を感じさせる。
50㎖ 9000円(モルトンブラウン/モルトンブラウン ジャパン)

INFORMATION

雑誌『Safari』8月号 P229掲載

写真=川上 守 構成&文=藤村 岳 photo:Mamoru Kawakami text:Gaku Fujimura

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