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COLUMN

同じブランドでも“香り”は大違い!
【Vol.31】“水”と“風”の爽やかで 透明感のある香水に注目!

2017.07.30
今月のブランド
ノービレ1942
NOBILE1942


まだまだ暑い日が続くし、爽やかな香りで軽快にいきたいところ。で、水、海、風といったコンセプトを持つ〈ノービレ1942〉。味のあるボトルで男らしい見た目ながら、透明感のある瑞々しい香り!


フレグランスアドバイザー
MAHO
外資系メーカーや香水関連会社を経て独立。セミナー講師のほか、パーソナルカウンセリングサロン“プライベート トワレ”を運営。


――こちらは1942年にローマで創業ということで、中堅どころですね。

MAHO(以下M) 初代のウンベルト・ノービレから続いていて、今の調香師は当代のマッシモの奥さま。いかにもイタリアのファミリービジネスよね。

――ですね。さて、定番の“アクア”は透明感のある一番人気の香りだとか。

M そうなの。水がコンセプトだけど、マリン調というより水そのもの。清廉で上品。年齢や性別を問わず好まれるわ。タンジェリンやミルラのほんのり甘い香りが効いているおかげね。

――これをカップルでシェアすることも多いそうで。使いやすいですよね。

M チャラくないから安心なのよ。

――一方で、新作"レヴァンテ”はちょっと趣向が違う気がします。

 こちらは動きのある攻めの姿勢よ地中海西部からスペインに向かって吹く東風を“レヴァンテ”と呼ぶの。未知のものを運んできてくれる、そんな期待感にあふれているわ。バニラの甘さがくるけど、パチョリやシダーウッドがしっかりしているからフェミニンじゃない。

――おいしい香りって、どことなく気恥ずかしいけど、これなら男もイケます。

 ガーリーでないバニラを大人の男性がつけていたら、かなり素敵よ。

――香りも本格的ですがボトルも立派。キャップも重厚な本物のメタルだし。

 こういうところにも手を抜かないのがイタリアの職人気質なの。

――今回はキツイ言葉がないですね。

M そういう待ってる姿勢が気に入らないわ。たまにはイタリア男みたいに、そっちから攻めていらっしゃい!

――やっぱり、厳しい……。



アクア・ノービレ オードパルファン スプレイ〈右〉
ユニセックスで清らかな水の香り
ブランドでは珍しい水というシンプルなテーマを扱ったこちら。岩の間から流れ出る水など清涼感があふれ出るアクアティックなノートが魅力的だ。爽やかな柑橘、甘みのある樹脂、馥郁たるレザーなどが巧みに構成されている。
75㎖ 1万5000円(ノービレ1942 /フォルテ)

レヴァンテ フラグランツァ スプレマ〈左〉
人気のグルマンとウッディの融合
海の香りを運ぶ東風がコンセプト。躍動感のある楽しげな雰囲気はバニラやキャラメルなどグルマン系のおかげ。とはいえベタつきはなく、ウッディの重厚さもあるので大人の男性が纏うのにふさわしい品格も備えている。
75㎖ 1万5000円(ノービレ1942 /フォルテ)

INFORMATION

雑誌Safari9月号 P253掲載

写真=川上 守 構成&文=藤村 岳
photo : Mamoru Kawakami text : Gaku Fujimura

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