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FASHION ファッション

2017.06.19

榊原編集長×スタイリスト・Kim-Chang 特別対談
新生〈カルバン・クライン〉から、目が離せない!

ファッション業界で今、話題で持ち切りのトピックといえば、デザイナーのラフ・シモンズが〈カルバン・クライン〉のチーフクリエイティブオフィサーに就任したこと。2018年のフォールコレクションで本格デビューを果たす予定だが、すでにメンズとウィメンズの両ラインのプレタポルテコレクション…

ファッション業界で今、話題で持ち切りのトピックといえば、デザイナーのラフ・シモンズが〈カルバン・クライン〉のチーフクリエイティブオフィサーに就任したこと。2018年のフォールコレクションで本格デビューを果たす予定だが、すでにメンズとウィメンズの両ラインのプレタポルテコレクションを合同開催することを決定したり、アポイントメント制のオーダーメイドラインをスタートするなど、ラフ・シモンズ色を随所で発揮しはじめている。

今回は、そんな同ブランドに思い入れのある榊原編集長とスタイリスト・Kim-Chang がプレスルームにお邪魔して、湧き上がる期待を込めての思いの丈を語り合うことに。




Kim-Chang(以下、Kim) 〈カルバン・クライン〉とラフ・シモンズといえば、ファッション好きな人の多くが必ず通過してきたといっても過言ではない存在。それがタッグを組むことになるなんて、本当にワクワクしますよね。僕にとっては〈カルバン・クライン〉といえば、90年代に〈ダナ キャラン〉と一緒にNYから鳴り物入りで日本に上陸してきた頃のイメージがすごく強くて。当時、ブランドの顔的な存在だったケイト・モスの印象も強烈だったフレグランス、ck oneも買いまくっていましたね。

榊原編集長(以下、榊原) ケイト・モスか〜、懐かしいね。ブルース・ウェーバーが撮影した広告もセンセーショナルだったよね。僕の場合は、やっぱりジーンズのイメージが強いかも。70年代後半とか80年代前半の頃だけど、〈カルバン・クライン〉のジーンズといえば、いわゆるデザイナーズジーンズの象徴的な存在で、リーバイスとかの5ポケットデニムとはまた違うカッコよさが衝撃的だった。ヒップまわりとかのシルエットが、やたらときれいだったりして。ディスコに行くときは、必ず穿くデニムという感じ。当時は大学生だったので、買えなかったけどね(笑)。



Kim 確かに、ジーンズの存在も印象的ですね。ヒップポケットのオメガステッチが、アイコンでしたね。アメリカブランドなのに、ヨーロッパテイストのカッコよさがあるというか。そのジーンズラインもラフ・シモンズが手がけることになるらしいですよ。ジーンズにはかなりご執心らしくて、FALL17のコレクションではヒップポケットにブルック・シールズのパッチワークを施したデニムパンツなんかもあったので、業界内では期待が高まっているとか。〈カルバン・クライン ジーンズ〉が本格デビューするのは、来年の秋の予定らしいですが、これも楽しみで仕方ないですよね。

榊原 ラフ・シモンズも僕とほぼ同世代だから、このブランドのジーンズが登場したときの衝撃は知っているわけで。そんな彼がどんなものを作ってくるのか期待せずにはいられないよ。ところで、そんな彼が手掛けたという新作のサンプルを蔵出しで見せてもらったわけだけど、どんな印象を持った? コレクションのベースには、アメリカに対するオマージュのようなものがあって、ディテールの端端にアメリカを象徴するものが取り入れられているらしい。実際サンプルをみても、アイテム自体のピックアップもそうだけど、パッチワークを施したりするところにもそのあたりのアプローチが見て取れるよね。それでいて、シルエットやディテールのあしらい方に新しさが散りばめられている。



Kim シルエット自体は、今日的なビッグシルエットを採用していたりしますし、シャープですっきりとしたデザインかと思いきや、着丈が長めだったりもする。どこかに必ず抜け感がありますね。こういったテイストは、かつての記憶が強烈に残っている世代に限らず、これまで知らなかった若い世代の感性にも響く可能性を感じますよ。

榊原 確かにそれは言えるかも。日本のファッション好き、特に男性の業界関係者のあいだでラフ・シモンズの人気は根強いものがあるからね。

Kim ラフ・シモンズは、カリスマ的な存在として一時代を築いていますからね。そういう榊原さん、今日はちょっとマニアックなTシャツ着ていますね。

榊原 実はこれ、〈カルバン・クライン〉の東京オフィスが90年代にできたときに記念でいただいたノベルティなんだ。サイドシームのない丸胴仕立てで着心地がめちゃくちゃいいんだけど、懐かしくてつい着てきてしまった(笑)。



Kim 物持ちいいですね。僕もクローゼットを探せば、昔ハマって着ていたラフ・シモンズのハイネックカットソーなんかも絶対あるはず。あれにぶっといパンツを合わせてきるのがカッコかったな〜。話はそれましたが、新生〈カルバン・クライン〉の本格始動に向けて、銀座のベルビアに新店舗がオープンするようですが、ラフ・シモンズ色が色濃く発揮されたショップになりそうですよ。

榊原 来年はブランド自体が50周年を迎える記念すべき年でもあるから、いろいろ盛り上がりそうだね。ちなみに、ラフ・シモンズが手がけるファーストラインの一部は、8月下旬ぐらいから一部店舗で売り始めるらしいよ。伊勢丹、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、バーニーズ ニューヨーク、エストネーション、アデライデ、ユナイテッドアローズ、ビオトープが取り扱いの予定だとか。とりあえず、それはまず絶対にチェックしないとね。

Kim もちろんですよ。次の秋冬モノの立ち上げとなる晩夏あたりから、じわじわと動き始める新生〈カルバン・クライン〉から目が離せませんね。

Information

●CK カルバン・クライン
オープン日:6月20日(火)
場所:東京都中央区銀座2丁目4-6 CK カルバン・クライン 銀座ベルビア館 1F
営業時間:11:00~21:00
TEL:03-3562-5513

写真=手塚優 文=遠藤匠 photo:Masaru Tezuka(BOIL) text:Takumi Endo
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