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CARTIER

初代"サントス"の魅力を受け継ぐ
〈カルティエ〉の新作は、

エレガントな見た目と
あえての手巻きが愛おしい。


パリの大空を自由に飛んだ伊達男のために1904年に製作した〈カルティエ〉の腕時計こそが、世界初の紳士用腕時計。"サントス デュモン"は、そんな歴史と伝統を受け継ぐ角型ドレスウォッチ。2020年の新作は、サイズが拡大した一方でクラシカルな手巻き式ムーブメントを搭載しており、時計を愛でる楽しさに満ちている。




THE SANTOS-DUMONT XL WATCH

[サントス デュモン XLウォッチ]


インデックスのローマ数字やブルーのバトン針、分表示にはレイルロード目盛りが配されているところは、見慣れたデザインで安心感をもたらす。XLサイズの新作には右のSS、左の18KPGのほか、18KPG/SSモデルの展開もあり。すべて1904年のオリジナルモデルのスタイルを忠実に受け継いだかのようなアリゲーターストラップが付属される。ケースサイズ46.6×33.9㎜、手巻き。右:SSケース。59万5000円、左:18KPGケース。165万6000円(以上カルティエ/カルティエ カスタマー サービスセンター)




かつての紳士用腕時計は、戦場で使われるものだった。その常識を覆したのがカルティエ家3代目のルイ・カルティエだった。彼は友人であり、パリ社交界の名物男でパイロットでもあったアルベルト・サントス-デュモンのために、1904年に小さな角型ケースの腕時計を製作した。この腕時計こそが世界初の紳士のためのエレガンスウォッチであり、世界中の伊達男が〈カルティエ〉を求めるようになった。

この歴史的傑作"サントス"を継承するのが"サントス デュモン"。新作のXLモデルは、初代の特徴だった優美な角型ケースやビス打ちのベゼルはそのままにケースを大型化。しかも自社製の手巻きムーブメントを搭載することで、よりクラシックな味わいが増している。それでいて厚さは7.5㎜。シャツの袖口に隠れて上品な見た目に貢献してくれるのもいい。

こういった時計は、現代の伊達男にこそ使ってほしいもの。美しい時計のゼンマイを丁寧に巻き上げる、そんななにげない時間も、なんだか愛おしくなる。




Information


メゾンカルティエの最新作を発表する場として、スペシャルサイト”Cartier Watchmaking Encounters”が公開。日本語版サイトもこの5月に公開。詳しくは次のURLにアクセスを。

www.cartierwatchmakingencounters.com/ja



[INQUIRY]


カルティエ
カスタマー サービスセンター
0120-301-757

写真=正重智生 スタイリング=中川原 寛 文=篠田哲生 構成=大嶋けいこ

2020-05-29






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